注ぎ口と取っ手のついたジャグの、形とその佇まいが好きで、いくつか集めて持っています。
とはいっても、あまりモノを増やしたくないので、必要なものを少しだけ。
奥のいちばん大きいのは、いつもキッチンでキッチンツールを入れるのに使っているもの。
自由が丘の「私の部屋」で購入しました。
大きいのでなんでもザクザク入ります。
丈夫なので、キッチンでラフに使うのにもピッタリです。
右の格子模様のものは、「ウエッジウッド」のナイト&ディというシリーズのもの。
本来は、ホットウオータージャグといって、ポットでいれた紅茶が、濃くなりすぎたときのために、濃さを調整するお湯を入れておく道具ですが、紅茶が濃くなったとき、私はいつもミルクで調整してしまうため、本来の使い方はせず、もっぱら花瓶として使っています。
左の牛の形をしたものは、この中でいちばん古くて、まだ学生の頃、福岡から上京してきたばかりのとき、はじめて行った、憧れの自由が丘で購入したものです。
いまはなき「ラ・ポルチェラーナ・ビアンカ」のもの。
ミルクピッチャーです。
牛さんのフォルムもキレイで、牛の口からミルクが出るというのも、ユーモラスでかわいくて、一目惚れして買いました。
しばらくミルクピッチャーとして使っていたのですが・・・、どうにも液だれがする。
牛さんの「よだれ」がひどくてww、じきに買い替えることに。
それで買い替えたのが、手前のいちばん小さいミルクピッチャー。
こちらも同じく「ラ・ポルチェラーナ・ビアンカ」のもの。
小さくてコロンとした形がかわいくて、こちらも気に入っていて、今でも現役で使っています。
小さくても、口が広く洗いやすいので、ミルクの他、手作りドレッシングやソースを入れるのにも重宝しています。
・・・で、牛さんはというと、それ以来ずっと
一輪挿しとして活躍中!
白いボディにお花が映えて、なかなかお似合いです。
まさに『はなのすきなうし』状態。
『はなのすきなうし』(マンロー・リーフ文 ロバート・ローソン絵 光吉夏弥訳 1954.12.10 岩波書店)とは、私の大好きな絵本で、主人公の牛「ふぇるじなんど」が、マドリードの闘牛に出されるも、闘わずに家に帰り、花のにおいを嗅いで暮らすというお話。
「ふぇるじなんど」は、期待された役割を果たせませんでしたが、自分にぴったりの在り方を見つけ、幸せに暮らします。
我が家の牛さんも、ぴったりの在り方見つけた「ふぇるじなんど」。
かわいい姿で、いつも心なごませてくれる存在となりました。
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