昨日10月18日は、旧暦9月13日の「十三夜」でした。
先月の十五夜に比べ、そんなに注目されることのない十三夜。
十三夜は「後の月」として、「中秋の名月」の十五夜とともに、古くから愛でられていたそうです。
はじまりは平安時代。醍醐天皇の月見の宴だとか何だとか説があり、十五夜が中国~東アジアでも祝われるのに対し、十三夜は日本だけに見られる、お月見の行事なのだそうです。
満月にまだちょっと足りない月の美しさを愛でる。足らぬところに風情をみる。
日本人らしい美意識を感じますね。
お月見は、「二夜の月(ふたのよつき)」として、十五夜・十三夜ともに楽しむことが大切にされていたらしく、片方しか見ないことは、「片見月・片月見(かたつきみ)」といって縁起の悪いこととされていたそうです。
さて、昨晩、我が家から見えた十三の月は、
十五夜に続き、ちょっと曇ってきていて、あまりはっきりとは見えませんでした。
・・・残念。
ここ数日、ぐっと気温が下がり、空気も澄んできたので、冴えわたる月の光を拝みたかったのですが、お天気は下り坂。今日も冷たい雨が降っています。
十三夜は、ちょうど栗や豆の収穫期にあたることから、「栗名月」「豆名月」とも呼ばれるそうなので、昨日の晩は豆栗芋ご飯(芋も入ってるww)。
ちゃんと生栗を茹でてむいて作りたかったのですが、昨日は昼間出かけて疲れてしまったので、市販のむいちゃってる甘栗と、金時豆の甘煮、生のさつま芋、お塩を入れて、簡単炊き込みご飯。
甘い具材で、ちょっと驚かれるかもしれませんが、お好みでゴマ塩をふったり、砕いたクルミをトッピングすると、意外と合うんです。
手抜き炊き込みご飯におススメです。
オリーブがますます色濃くなってきました。
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