器が好きです。
お店に行くと、素敵な器がたくさんあって、いつも目移りしてしまします。
・・・でも、ミニマリストにも憧れていて、できるだけモノは持たないように、できるだけ少ないモノで豊かに暮らしたい、とも思っています。
相対する欲望のせめぎ合いですww。
・・・それで行き着くところは、少数精鋭。
できるだけ和洋中エスニックetc、どんな料理にも合うように、普段の器は、白を中心に揃えています。
ほとんどがボーンチャイナ。
白磁の器にしているのですが、磁器の白だけだとすっきりしますが、ときにちょっと冷たい印象にもなりがちに・・・。
そこで、同じ白でもちょっとぬくもりのある、土の器も少しだけ取り入れて、食卓に暖かみを加えるようにしています。
これは修善寺に窯を構える陶芸家、花岡隆さんの粉引きの小皿。
粉引きは、気をつけていても、まいにち使っていると、どうしてもシミができてしまいますが、我が家ではあまり気にせず、お天塩としてはもちろん、和菓子を載せたり、さまざまに使っています。
もう十数年以上使っていて、端っこが欠けているところもありますが、そこもまた愛しくて・・・、大切にしています。
これは夫のご飯茶碗。
村木雄児さんのものですが、夫はこのお茶碗を10年以上使い続けているのに、ウエッジウッドの白いボウルとの区別がつけられません・・・。なぜだろう?全然違うのにね。自分のお茶碗なのにねw。・・・不思議でなりません。
そしてこれは、息子のマグカップ。
小学校6年生のときに、近所の生涯学習プラザの、夏休み陶芸教室で作ったもの。
息子の自作です。初めての陶芸作品です。
初めてにしては上出来だったので、おもいきり褒めてあげました。
自分でも嬉しくて気にいったのでしょう。ずっと使い続けています。
ちょっとイビツなところもありますが、それもご愛敬。
ちゃんとマグとしての機能も果たしています。
そして、このマグの余った粘土で作ったのが、この小皿。
上の花岡さんの小皿とともに、しばしば食卓に登場。
さらに余った粘土で作った箸置き。
ちゃんと家族3人分作ってくれました。
お箸を置くくぼみは、息子の指で押してつけたもの。当時の息子の指の形や大きさがわかって、いい記念でもあります。
土物の器は、たったこれだけですが、食卓にいつもぬくもりを与えてくれています。
そして、これだけなので、ほぼ連日稼働中!
とっても働き者の、器くんたちです。
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