先週末行われた大学入学共通テスト。
国語の問題は、大問1が正岡子規の書斎の窓と、ル・コルビュジェの建築物の窓についての比較を、柏木博『視覚の生命力―イメージの復権』からの2つの文章と、呉谷充利『ル・コルビュジェと近代絵画ー二十世紀モダニズムの道程』の、計3つの文章から読解する問題。
大問2が、梅崎春夫の小説「飢えの季節」。
大問3が古文で、源俊頼の『俊頼髄脳』と、それを踏まえての『散木奇歌集』。
大問4が漢文で、白居易の『白氏文集』からの出題でした。
センター試験から共通テストに変わっての、新傾向の問題としては、大問1が、3つの文章を読み比べるというものであったり、大問2に、作中同時代の雑誌に取り上げられた電球の広告から読み取る問題があったり、大問3に、授業を終えた生徒の話し合いが設問にあったりしましたが、取り立てて「新傾向」という感は強くなく、比較的オーソドックスな印象の問題というように感じました。
ところで、この共通テストが行われる前日。
Twitterで、「共通テストの現代文で何が出るか当てた人に、好きな作家の初版本プレゼント」というツイートがあり、息子といっしょに、
「え~。何が出るんだろうね?」
「そんなのわかんないよね~。」
なんていっていたのですが、どうやら
「梅崎春夫」
と、当てちゃった人がいたみたいです!
すご~い‼
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すごい!当てたんだ🤩 https://t.co/jSFTRw0aHE
— ユカ (@masapn1205) January 14, 2023
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正解は「梅崎春生」でした。作品は「飢えの季節」(昭和23年)です。正解者がお一人いらっしゃいました。素晴らしい!今日中にご連絡します。それでは次回をお楽しみに! https://t.co/OfKFUXSB5q
— 初版道 (@signbonbon) January 14, 2023
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全フォロワーさん対象令和5年第2回「初版道文学クイズ」は毎年恒例の問題です。今年の大学入学共通テスト「国語」現代文(小説)の出典が誰の作品か予想して下さい。解答は1人の氏名を返信で1月13日(金)までに。正解は試験当日の翌土曜日に発表。「正解者全員」に好きな作家の初版本を1冊差し上げます。
— 初版道 (@signbonbon) January 12, 2023
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どうやら梅崎春夫ファンの方が、好きだから挙げてみたって感じですが、当たっちゃうなんてすごすぎる!
来年のも、当ててくれないかしら~。
来年何が出るんでしょうね。
問題政策委員の方では、もう再来年の問題の試作が進んでいるようです。
あちこちにアンテナを張って、情報を集めねばと思いました。
その前に息子ちゃん、しっかり勉強しなくちゃね!
そうそう、そういえば、大問1で取り上げられた、ル・コルビュジェと正岡子規。
実は両方とも私のブログで、半年以内にちょっと触れちゃっていたりするんです。
西洋美術館で、ル・コルビュジェを見たあとの「うさぎや」さんの記事↓
ちょっとだけどw。
そのままズバリ正岡子規↓
問題の窓は、ここの窓のこと。
プチプチプチ自慢でした。HAHA
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