まいにちの暮らしごと

お料理、お掃除、子育てなどなど、まいにちの暮らしまわりのいろいろを綴る、暮らしごとの覚書です。

オープンキャンパス その2~東京藝術大学編

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去る7月15.16日。2日間に渡って、東京藝術大学音楽学部のオープンキャンパスに行ってきました。

      

まず15日土曜日は上野校地で、ソルフェージュのお話。

     

会場は、音楽学部側キャンパス内の「奏楽堂」(1998年にできた新しい奏楽堂)です。

ガルニエ社製のパイプオルガンを設置した、ジュークボックス型のコンサートホール。

天井全体を可動式にして、音響空間を変化させることのできる、こだわりのホール。

さすが藝大!という感じです。

ソルフェージュのお話も、さすが藝大!

ソルフェージュとは、楽譜を読むお勉強のことで、小2でピアノお手上げにしてしまった私には、何が何やらちんぷんかんぷんwww。

古いバッハの初稿の楽譜と、何度か再稿した楽譜の違い。

素人には到底わからない、ビミョーな音の違い・・・。

シのシャープはド、ドのフラットはシで同じだけれど、厳密には違うなどなど。

母には「へえ~」「はあ~」しか出ませんでしたが、息子はどうやら納得しているらしく、興味津々で聞いていました。へえ~。

でも、間に先生によるチェンバロの演奏を交えながらの講義は、門外漢にもわからないなりにも楽しめる、素敵な時間でした♪

     

こちらは上野公園内に移設されている旧奏楽堂。

     

     

1980年に建てられた、日本で最初の本格的西洋式音楽ホールです。

日本最古級のパイプオルガンもあり、モーツァルトやベートーベンの交響曲が、日本ではじめて演奏されたのもこのホールなのだそうです。

奏楽堂の外にも、古い赤レンガの建物や門と、近代的な建物が混在する、伝統校ならではの素敵なキャンパスでした。

 

翌16日日曜日は、上野のちょっと先にある千住校地へ。

     

こちらには、2006年に開設された校地で、音楽環境創造科が置かれています。

元は廃校になった足立区立の小学校の校舎だったところを、リノベーションしたキャンパスです。

     

なんとなく小学校の体育館だったような建物がホールだったり、廊下や教室にも小学校の名残がありながら、やっぱりさすが藝大!という感じの、おしゃれなセンスの良さが光るリノベがされた校舎です。

こちらでは、最先端の機材の揃う録音スタジオや、それを使って創造される音楽を、実際にその空間で体感させてもらえました。

もちろん全体の説明会では、入試情報やQ&Aコーナーなどもあり、充実のオープンキャンパスでした。

前に行った国立音楽大学とは、また違った雰囲気と学風。

音大ってステキ♡

普通の総合大学しか知らなかった私には、とても新鮮に映りました。

                  

お土産の藝大クリアファイルと藝大えんぴつ。

 

藝大に入れたらいいね~なんて憧れながら、でもでもここはなんと日本一倍率の高い大学です。千住の音環で6.8倍。美術学部の油絵だったら、なんと18倍‼

はあ~~。

「入る」という意味では、東大より難しい大学ですね。

いやはやいやはや。どうなるこっちゃら。

 

でもとても素敵なオープンキャンパスでした。