秋。空気が少しずつ乾燥してきて、空が高くなり、お月様がとても美しく見えるようになるこの時期。
お月見の風習は、平安時代に中国から日本に伝わり、貴族たちが「観月の宴」として、歌を詠んだり酒を飲んだりして楽しんだことに由来しているそうです。
昨日は各家庭で、お月見を楽しんだ方も多かったのではないでしょうか。
我が家でもお月見のしつらえをしました。
ススキやお団子をお供え。
ススキは神様の依り代。稲穂に似た形のススキには、古くから邪気を払う力があるとされ、収穫物を守り、次の年の豊作を願う思いが託されているそうです。
お団子は、満月を模した形の丸いお団子を、十五夜にちなんで15個お供えします。(15個に見えないけど下の方に埋まってて、ちゃんと15個ありますww。)
後ろに飾ってある絵は、息子が小学校の1年生のときに、学校で描いた読書画。
「たぬきの糸車」の絵です。
お月様が煌々と輝いているので、毎年お月見シーズンに飾っています。
晩ご飯は、栗ご飯に秋刀魚の塩焼き。さつま芋の甘煮。きのこ汁で秋らしく。
中秋の頃は、ちょうどさつま芋や里芋などの収穫期にもあたるので、中秋の名月は「芋名月」とも呼ばれるそうですね。
わが家から見るお月様は、こんな感じに。
ちょっと雲がかかっていましたが、雲の晴れ間にキレイに見ることができました。
十五夜の次は十三夜。
今年の十三夜は、10月18日なんだそうです。
十三夜は十五夜に比べると、あまり注目されませんが、満月にはまだちょっと足りない十三の月も、風情があっていいもの。
来月の名月も楽しみです。
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